朗読作品
五つの命
野村胡堂 →
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この作品を、どう辿りますか。

銭形平次捕物控 五つの命
野村胡堂
あらすじ
正月の本郷・菊坂で、遊んでいた五人の子供が忽然と姿を消した。一人だけ戻った信太郎も恐怖に怯え、やがて事件は二つの死と、古土蔵に隠された莫大な財宝へつながっていく。残された四人の命を救うため、銭形平次が香木の匂いと小判の謎を追う。
登場人物
銭形平次
神田明神下に住む御用聞。五人の子供の失踪事件を追い、香木の匂いや権次の不審な行動から真相へ迫る。
八五郎
通称ガラッ八。事件を平次へ持ち込み、聞き込みと現場捜査に奔走する。
お静
平次の女房。泣きながら訪ねてきたお新を優しく迎える。
お新
信太郎とお光の姉。弟を失い、妹の救出を平次へ託す。
信太郎
九歳。五人の中で一度だけ戻るが、秘密を語らぬまま再び姿を消す。
お光
お新の八歳の妹。行方不明になった五人の一人。
孫吉・三次・お留
菊坂で同時に姿を消した子供たち。
お豊
お新、信太郎、お光の母。武家出身の後家。
鋳掛屋の権次
鍋釜や鍵を直す鋳掛屋。子供たちの失踪現場にいた評判の悪い男。
丹下村右衛門
旧丸亀山崎家の側用人。古土蔵に隠された財宝の秘密を抱える。
用語集
抜け詣り
親や主人の許しを得ず、連れ立って伊勢神宮へ参詣すること。
神隠し
人が突然姿を消すことを、神や天狗などの仕業と考えた呼び名。
四宿
江戸の主要出入口にあった品川・千住・板橋・内藤新宿。
鋳掛屋
穴の開いた鍋や釜などを修理する職人。
フイゴ
炉へ空気を送り、火力を高める道具。
香木
焚くと芳香を放つ木材。作中では伽羅や沈香が手掛かりになる。
唐櫃・長持
衣類や家財、宝物などを収める大型の収納箱。
お取潰し
幕府が大名家の領地や家格を没収すること。
物語を巡る
— 七つの場面から『五つの命』を辿る —
物語を聴く
— 声で『五つの命』を辿る —
唄本を聴く
物語を辿る
失踪、沈黙、香木、小判、古土蔵。平次が手掛かりを結び、四人の命へ辿り着くまでを場面順に追います。
第一章 八五郎の報告

正月六日、八五郎が平次へ五人の子供の失踪を知らせる。
第二章 お新の訴え

お新が平次へ弟妹のことを訴え、お静が寄り添う。
第三章 菊坂の空地

平次と八五郎が子供たちの消えた空地を調べる。
第三章 香木の匂い

平次が信太郎の着物に残った香木の匂いを調べる。
第四章 権次への聞き込み

真砂町で平次と八五郎が鋳掛屋の権次を問いただす。
第五章 フイゴの小判

権次のフイゴから大量の小判が見つかる。
第六章 古土蔵

月夜の菊坂で平次が古土蔵の錠を調べる。
第六章 土蔵前の対決

古土蔵の前で平次と丹下村右衛門が対峙する。
第六章 山崎家の財宝

土蔵の中から小判、香木、骨董などが現れる。
第六章 四人の救出

お光、お留、三次、孫吉が救い出され、家族と再会する。
余韻 事件後

事件後の静かな余韻を描く朗読動画用追加場面。
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