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安永一代男|山本周五郎|全10回朗読新連載

山本周五郎・長編時代小説|再録新連載 全10回

安永一代男

恋を知った浪人は、時代の嵐へ斬り込んだ。

剣の腕は天下一品。江戸で「業平浪人」と呼ばれる安芸新太郎が、高貴な姫・千代姫との出会いをきっかけに、恋と政争と剣戟の渦へ踏み込んでいく。

安永一代男 場面画像 1
Scene 1
安永一代男 場面画像 2
Scene 2
安永一代男 場面画像 3
Scene 3
安永一代男 場面画像 4
Scene 4
安永一代男 場面画像 5
Scene 5
安永一代男 場面画像 6
Scene 6
安永一代男 場面画像 7
Scene 7
安永一代男 場面画像 8
Scene 8

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『安永一代男』の魅力を、すぐに味わえます。

STORY

恋、剣、そして田沼時代。

豪放で人情に厚い若き浪人・安芸新太郎。ある夜、何者かに狙われる高貴な姫・千代姫と出会ったことから、身分違いの恋、幕府内部の政争、刺客との剣戟へ巻き込まれていく。

田沼意次、松平定信、平賀源内ら実在人物も交わり、江戸の市井から甲州街道、笹子峠へ。山本周五郎最初期の新聞連載長編を、全21話から全10回の朗読シリーズとして再構成する。

CHARACTERS

人物でたどる『安永一代男』

安芸新太郎

安芸新太郎

江戸で「業平浪人」と呼ばれる若い剣士。豪放で人情に厚く、千代姫との出会いによって初めて本気の恋を知る。

千代姫

千代姫

将軍家治の第二の姫。可憐さと気品に加え、守られるだけではない芯の強さを持つ。

辰

辰

新太郎を慕う江戸っ子の相棒。軽口と機転に富み、危険な場面でも新太郎を支える。

安永一代男 キャラクター見本

人物見本

再録版では人物見本を基準に、各話の場面画像で顔・衣装・時代感を統一する。

田沼意次

幕政の中心に立つ老中。時代を動かそうとする現実家として描かれる。

吉川太伯

新太郎の前に立ちはだかる強敵の剣客。宿命の対決を担う。

弓江

仇討ちの執念を抱く若い女性。怒りだけでなく悲しみを背負う。

お園

新太郎を気にかける市井の女性。江戸の暮らしと人情を支える。

SERIAL / 10 EPISODES

全21話を、全10回の連続ドラマへ。

各回に代表場面を置き、原作21話の流れと再録版10回構成を一目で辿れるようにした。

第一回 闇しぐれ・恋侍従 代表場面

第一回 第1・2話

闇しぐれ・恋侍従

七人の刺客、業平浪人を襲う。新太郎と千代姫の運命が動き始める。

第二回 秋の灯・こころ 代表場面

第二回 第3・4話

秋の灯・こころ

剣の男が初めて知る恋。近づくほど遠くなる、身分違いの二人。

第三回 十夜くずれ・西条癇癖侯 代表場面

第三回 第5・6話

十夜くずれ・西条癇癖侯

祭りの灯の裏で、政争が動く。恋物語は幕府の大きな渦へ。

第四回 しっと・家治病む 代表場面

第四回 第7・8話

しっと・家治病む

嫉妬と恋情、そして将軍家治の病。人の心と政局が同時に揺れる。

第五回 ちまたの人・河原 代表場面

第五回 第9・10話

ちまたの人・河原

市井の声、辰との絆、弓江との因縁。夕暮れの河原で刃が向き合う。

第六回 ちまたの声・江戸へ 代表場面

第六回 第11・12話

ちまたの声・江戸へ

旅立ち、追跡、そして再び江戸へ。物語は大きな転換点を迎える。

第七回 雪・夜の雪 代表場面

第七回 第13・14話

雪・夜の雪

雪に閉ざされた夜。恋と危機が最も美しく重なる。

第八回 痩身・罠 代表場面

第八回 第15・16話

痩身・罠

障子の向こうの影、閉じる門。新太郎は仕掛けられた罠へ踏み込む。

第九回 寒雷・狙う人達・早春 代表場面

第九回 第17〜19話

寒雷・狙う人達・早春

狙う者たちが動き出す。雪解けの先には、最後の峠が待つ。

最終回 血風笹子峠・愛憎他生 代表場面

最終回 第20・21話

血風笹子峠・愛憎他生

恋と剣、すべての因縁が笹子峠と無明院で決着する。

WORLD

安永の江戸

田沼意次が幕政の中心に立つ時代。江戸の市井、幕府内部の政争、街道と山中の剣戟を背景に、安芸新太郎と千代姫の恋が進む。

業平浪人
安芸新太郎のあだ名。在原業平になぞらえた色男の意味合い。
南鐐二朱銀
田沼期の経済政策を語る場面に登場する銀貨。
笹子峠
甲州街道の難所。終盤の重要な舞台。
無明院
甲斐の山中の草庵。最終章へつながる場所。

HISTORICAL FIGURES

物語の向こうにいる、史実の人びと。

『安永一代男』には実在人物が登場する。ここでは小説上の役割とは分け、史実上の基本情報を短く紹介する。

田沼意次の肖像

田沼意次 1719–1788

江戸幕府老中。1772年に老中となり、安永期の幕政を担った。作品では新太郎と千代姫の運命に深く関わる政治家として登場する。

肖像:Wikimedia Commons / Public Domain

徳川家治の肖像

徳川家治 1737–1786

江戸幕府第10代将軍。1760年に将軍となる。本作では将軍家の動向が政治劇の緊張を大きく左右する。

肖像:Wikimedia Commons / Public Domain

平賀源内の肖像

平賀源内 1728–1780

本草学者・戯作者として多方面に活動した人物。作品では時代の知と外の世界を感じさせる存在として、新太郎の視野を広げる。

肖像:Wikimedia Commons / Public Domain

松平定信の肖像

松平定信 1758–1829

のちに老中となり寛政の改革を進める人物。本作では田沼政治の先にある次代を予感させる存在として現れる。

肖像:Wikimedia Commons / Public Domain

史実参照:国立国会図書館典拠、国立国会図書館「日本の暦」、牧之原市公開資料ほか。小説内の人物造形・事件構成は史実そのものではない。

HISTORICAL TIMELINE

安永史実年表

物語の背景となる十八世紀後半を、実在人物と元号の流れから見る。創作上の出来事とは分けて読むための補助線。

1760

徳川家治、第10代将軍に就任

家治の治世のもとで田沼意次が重用され、のちの安永期へつながる幕政の流れが形づくられていく。

1772

田沼意次、老中へ/安永へ改元

田沼意次は老中となる。同年、明和から安永へ改元。作品名が掲げる「安永」の時代が始まる。

1777–1779

火山活動が相次ぐ

三原山の大噴火が続き、1779年には桜島でも大噴火が起きたと国立公文書館の年表に記録される。

1780

平賀源内、没

多方面で活動した平賀源内が没する。安永期の文化的な広がりを象徴する人物の一人。

1781

安永から天明へ

安永10年に天明へ改元。田沼期の政治と社会は、その後の大飢饉や政局変動へ向かっていく。

1786–1787

家治の死、次の幕政へ

1786年に徳川家治が没し、翌1787年には松平定信が老中首座となって寛政の改革へ進む。作品世界の先にある時代転換である。

NEW RECORDING

原本から、もう一度つくる。

国立国会図書館デジタルコレクションの原本からNDLOCR-Liteで本文を再取得し、原画像照合による二次校正を実施。再録版では全10回・各回約1時間を基本に、各話の場面画像と紹介素材を統合する。

国立国会図書館デジタルコレクションで原本情報を見る

READ

Kindle版

校訂済み本文を縦書きKindle版として整備。朗読とあわせて物語を追える。

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山本周五郎『安永一代男』|再録新連載 全10回。YouTube朗読は公開済み回から順次接続します。未公開URLは掲載しません。